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問)弊社はドイツに本社をおく外資系製薬メーカーです。このたびドイツの本社からドイツ人管理職を招聘することになりました。この場合、「経営・管理」と「企業内転勤」のどちらを申請したほうがよいでしょうか。

答)まず回答の前提として、管理職の方が行う業務が会社内組織において中枢的機能を持つのであれば、「経営・管理」のうちの管理として招聘することが可能です。もちろん条件を満たすことを前提として企業内転勤での招聘も可能です。つまり「経営・管理」と「企業内転勤」の両方で招へいが可能です。御質問はどちらがよろしいかとのことですが、企業内転勤の場合には招聘する方の学歴は不問で、招へいする直近の1年間外国の会社で努めていれば可能です。一方で「経営・管理」で招聘する場合には、基本的に大企業が原則ですし、その大企業の中でもまさに幹部として機能する立場の方の招聘となります。ご心配なのはおそらく認定申請の許可処分がでやすい方を選択したいとのことではないかと思いますが、この点も個別具体的な案件によって許可処分の出やすさが変わってきます。