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道路使用無許可の路上ライブで書類送検!実際にあった話!

通勤や通学で利用する方の多い新宿駅南口で、道路使用の許可なく路上ライブを敢行してきた若者たちが新宿警察署により摘発され、メンバーが書類送検されました。

私も仕事柄この新宿駅南口を利用することが多いのですが、この無許可の路上パフォーマンスは電気アンプなどを持ち込み大声で叫ぶなどあまりに騒々しく目に余るものがありました。あまりのうるささに、新宿駅南口を通りたくなかったほどです。

そしてついに今日、新宿警察署はこの路上パフォーマンスをしていた若者の摘発に望んだようです。

摘発のポイントとしては、9回に及ぶ中止を求める警告を無視していたこと、マネージャーが警察に対して「(無許可の路上ライブを)やり続ける」と述べたことから悪質な事案であると判断した点にあります。


1.道路使用許可


このように、最悪の場合には刑事訴訟手続にのってしまうのが、無許可の路上ライブです。
摘発の根拠条文となった道路交通法にもあるように、路上等一般公道でイベントを開く際には、開催予定の場所を管轄する警察署に事前に許可を求めなくてはなりません。

問題は、路上パフォーマンスといったイベントに対して許可が下りるかという点ですが、私が複数の警察署で聞き取ったところ、まず許可は下りないとの判断ですべての警察署が一致しました。

もちろん、道路使用許可が下りないからといって、無許可で路上パフォーマンスを決行するのは許されることではありません。今回の摘発では、書類送検でしたが、最悪の場合逮捕の可能性もありえます。

2.無許可の路上パフォーマンスで前科がつく?


今回の警察の対応は、逮捕ではなく、書類送検という形でしたが、書類送検によって前科がつくのでしょうか。

書類送検とは、法律用語ではなくマスコミ用語なのですが、逮捕という身柄拘束の捜査をせずに、犯罪事実が検察庁に報告された、との理解でよろしいかと思います。

そして、起訴し、刑事裁判を求めるかどうかは、もっぱら検事の判断になります。警察はあくまで捜査機関ですので、公判請求する権限はありません。

ここで、検事が公判を求め起訴すると判断した場合には、裁判所で刑事裁判が開かれます。日本の司法では、検事が起訴すれば、99%以上の確率で有罪判決が下ります。

つまり、無許可の路上パフォーマンスで書類送検された場合、検事が起訴すればまず間違いなく有罪判決が下り前科がつくのです。

けっこう怖いですよね。